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ナイフのはなし-Blade Talk 3
随分と間があいてしまいましたが久々のコラムです。 何を書こうかで、ずっと思い悩んでいました。 刃物について・・?はユーザーの皆さんの方が ずっと詳しい筈ですので、わたくしが、こまごま書いてみても 「今更?」となりそうなんですよね。 実際に使っている皆さんが一番詳しい。 そして作っている職人さんも詳しい。 そしてその間を取り持つアキンドは・・双方の フィードバックを踏まえて商品をラインナップするべきであります。 例を挙げますと、当店で扱っているダイビングナイフですが 最初に仕入れたきっかけはお値段でした。いざ市場に出してみると ダイビングナイフは意外と選択肢が少ないんです。 ただし当ナイフはアジアファクトリー製ですのでそこが かなりマイナスイメージです。ですが逆にアジア製品が 世界を席巻している中で「イメージが」と言ってられないのが現状です。 良い物ですので、そこそこ販売は伸びています。そういう商品群を 増やしていけたら良いですね。

店主
2019年5月28日読了時間: 1分


ナイフのはなし-Blade Talk 2
今回はナイフに限ったお話ではないですが、わたくしの随想にお付き合い下さい。 ナイフを含めた「モノの寿命」 ナイフは研げば刃は減っていきますし折れることもあります。 しかし臆せず使いましょう。 減って使い物にならないor折れるor欠ける,修復ができない。 そうなることもあるでしょう。 それはそのナイフ(包丁,刃物,限らずモノ)の天寿なんだと思います。 使わずして朽ちて行ったら錆びて行ったら逆に可哀想。相棒たちは 存分に使っていきましょう。壊れて本望。 次に「モノの縁」縁もあります。見えない力が働いてあなたの元にやってくるんです。 要らないなあ、と思っても持っていて、いつか意外な場面で役に立つパターンもあったり、 使わないから、と人さまに差し上げたらそこで大活躍したり。 「寿命」と「縁」は人も同じですよね。つまり、「モノ」にも「魂」があるんですよ。 活かすもころすも持ち主のあなた次第。 【ひと】と【もの】は流転しています。ご縁を大切にしたいですね。

店主
2019年5月17日読了時間: 1分


ナイフのはなし-Blade Talk 1
わたくしがナイフを初めて手にしたのは高校生時代。 同級生から買いました。ダイビングナイフ。護身に?とでも 思ったのでしょうか若気の至りです。 それを使って荒れて家を傷つけた傷は今も残っています。 ナイフは凶器です。簡単に人をあやめることもできます。 一方、上手に使いこなせれば、無人島でサバイバルもできます。 原始的かつ普遍的なツールであると思います。 黒曜石を割ったナイフと、セラミックナイフも 本質的には変わりありません。物を切る。その為だけに。 この先の時代も刃物が無くなることはないでしょう。

店主
2019年5月2日読了時間: 1分


関市-SEKI Tradition
コラムとして最初に書きたかった関市について少し。 日本列島のほぼ中心中部地方の海なし県、岐阜県。 戦国期は美濃國(濃州)と呼ばれていました。最初に刀造りが始まったのは いまから約700年前-鎌倉時代に「元重」が移り住んで以降です。 良質な焼刃土、松炭、長良川津保川の水、ほかにも鞘材の朴の木、鞘塗りの漆、等 刀鍛冶にとって恵まれた環境に、やがて多くの鍛冶が集う土地となりました。 刀装の職人もあつまり、関は五箇伝に名を連ねます。 関を一気にメジャーに押し上げたのが「関の孫六」(二代目兼元)です。 彼は「四方詰め」と呼ばれる製法を考案し実現しました。特性の異なる 玉鋼を断面から見て4方向に配置し、中央に芯金を入れます。 切れ味鋭い刃金だけで刀を作っても、 柔軟性に欠けるうえそんな鋼材は希少で数が作れません。 いかにコストを抑えて材料も大切にしていたかがうかがえます。 「四方詰め」は大変に難しい技法で現在では限られた刀鍛冶さんが行っています。 わたくしの友人「二代目兼正」氏もその一人です。 当店では刀を扱う予定ではないので刀の話はこのあたりで。...

店主
2019年5月1日読了時間: 1分
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