top of page
検索


ナイフのはなし-Blade Talk 1
わたくしがナイフを初めて手にしたのは高校生時代。 同級生から買いました。ダイビングナイフ。護身に?とでも 思ったのでしょうか若気の至りです。 それを使って荒れて家を傷つけた傷は今も残っています。 ナイフは凶器です。簡単に人をあやめることもできます。 一方、上手に使いこなせれば、無人島でサバイバルもできます。 原始的かつ普遍的なツールであると思います。 黒曜石を割ったナイフと、セラミックナイフも 本質的には変わりありません。物を切る。その為だけに。 この先の時代も刃物が無くなることはないでしょう。

店主
2019年5月2日読了時間: 1分


関市-SEKI Tradition
コラムとして最初に書きたかった関市について少し。 日本列島のほぼ中心中部地方の海なし県、岐阜県。 戦国期は美濃國(濃州)と呼ばれていました。最初に刀造りが始まったのは いまから約700年前-鎌倉時代に「元重」が移り住んで以降です。 良質な焼刃土、松炭、長良川津保川の水、ほかにも鞘材の朴の木、鞘塗りの漆、等 刀鍛冶にとって恵まれた環境に、やがて多くの鍛冶が集う土地となりました。 刀装の職人もあつまり、関は五箇伝に名を連ねます。 関を一気にメジャーに押し上げたのが「関の孫六」(二代目兼元)です。 彼は「四方詰め」と呼ばれる製法を考案し実現しました。特性の異なる 玉鋼を断面から見て4方向に配置し、中央に芯金を入れます。 切れ味鋭い刃金だけで刀を作っても、 柔軟性に欠けるうえそんな鋼材は希少で数が作れません。 いかにコストを抑えて材料も大切にしていたかがうかがえます。 「四方詰め」は大変に難しい技法で現在では限られた刀鍛冶さんが行っています。 わたくしの友人「二代目兼正」氏もその一人です。 当店では刀を扱う予定ではないので刀の話はこのあたりで。...

店主
2019年5月1日読了時間: 1分
bottom of page
