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超長寸 三尺三寸刀の鞘について
今回は、奉納刀や一部の流派で使用されるような、超長寸の御刀の鞘についてです。 先日、三尺三寸刀用の鞘のみを納品いたしました。 刃渡りが長くなり、反りも深くなるほど、鞘との適合は難しくなります。 通常、真剣用の鞘は刀身に合わせて製作・調整する必要がありますが、今回はお客様より、 「展示用の外装を用意したい」 「鞘に合わせてツナギ(継木)を製作する」 というご希望をいただいておりました。 そのため、刀身への適合については考慮せず、模擬刀向けの規格鞘の最大寸法である、 三尺三寸用の鞘を手配いたしました。 今回手配した鞘の寸法は以下の通りです。 全長:約106cm 反り:約24~26mm 鯉口外寸:42.5mm × 24mm 価格は、既定の塗りである黒呂・黒石目・茶石目であれば、 29,700円(税込) となります。 ただし、こちらはあくまで模擬刀用の規格品です。 真剣の刀身にそのまま適合するとは限らず、 特に長寸刀の場合は反り・身幅・重ね・切先の形状などによって、 納まりに大きな差が出る場合がございます。 真剣用として確実に納める場合は、刀身に合わせた

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6 日前読了時間: 2分


製作事例 拵え新調-特殊栗形移植 福島県T様
■中古で購入された御刀を居合道用に整える 今回は、中古で購入された御刀を、今後居合道で使用されるためにお預かりいたしました。 現状の鞘には傷みがあり、また柄の不具合から鍔にガタつきも見られたため、 当初は合わせ鞘の確認と、柄・鍔まわりの調整としてご相談をいただきました。 ■既製の合わせ鞘には収まらなかった理由 まず合わせ鞘を確認したところ、御刀は身幅が広く、重ねも厚い、 がっしりとした造りでした。さらに大きな二重ハバキが付いており、 既製の合わせ鞘の鯉口には収まりませんでした。 ■二重ハバキを活かした鞘製作 今後の鞘の選択肢を増やすという意味では、ハバキをより一般的な一重のもの、 さらに言えば薄めのものに作り替える方法もございました。 ただし、個人的な所見としては、外してしまうには惜しい良いハバキでしたので、 今回はそのハバキを活かし、鞘を新規で製作する方向でご提案させていただきました。 ■居合道での使用に向かなかった元柄 柄についても、一筋縄ではいきませんでした。 元の柄は、御刀に対して中心が出ておらず、棟側に寄った状態でした。 また、縁金具の

店主
5月10日読了時間: 3分


中学一年、給食委員とレフトフードニュース
以前にこのブログでも少し触れたことがありますが、 中学1年生の時に発行していた掲示物の原紙が見つかりました。 タイトルは「レフトフードニュース」。今でいうところの給食委員の新聞です。 自分は1977年生まれなので、中学一年生の頃といえば平成2年頃。 まだ家庭にパソコンがあるのが当たり前ではなく、 ワープロを使える同級生のK岡君にお願いして、二人で内容を考えながら作っていました。 「残飯」では少し言葉が強い。そこで担任だった英語の先生に相談して、 「レフトフード」という言葉を教えていただいた記憶があります。 この新聞を出したいがために、給食委員に立候補したことも覚えています。 当時は給食に対して、子どもなりに不満を感じたことも少しはありました。 けれど今になって振り返ると、美味しく、温かく、栄養のある食事を、 毎日のように安価に提供してくださっていた 給食センターの方々には、本当に感謝の思いがあります。 その給食を少しでも大切にしたい、残さず食べてもらいたい。 そんな気持ちもあって、この掲示物を作っていたのだと思います。 今見ると、文章も絵も、表も

店主
4月20日読了時間: 2分


ガーバーサカイ株式会社 新社屋完成記念ナイフ
■入手の経緯 以前、デッドストックナイフを手売りしていた頃のことです。 珈琲屋夢庵でご縁のあったご近所の方から、 何本かのナイフを譲っていただいたことがありました。 その後、しばらく時を経て、身辺整理の一環として、 再びナイフの買取をご相談いただきました。 当店は古物商許可も取得しておりますので、 内容を確認したうえで、まとめて買い取らせていただくことになりました。 ■巡って戻ってきた IMAX フィールドマスター 今回の買取品の中には、以前のご縁で一度手元を離れた IMAX フィールドマスター も含まれていました。 このナイフは、かつて今井刃物製作所のご婦人からのご依頼で、 海外配送の整理をお手伝いした際、ご厚意で数丁分けていただいたものです。 そのうちの一丁が、ご友人である今回の方のもとへ渡り、 時を経て、再び当店へ戻ってきた形となりました。 こうした品物は、単なる中古品というより、 人の縁を辿って動いていくものなのだと感じます。 ■思わぬ発見だったアルマー・シリアタック また、数本を確認していく中で、当初は数千円ほどの フォールディングナイ

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4月19日読了時間: 3分


復活の「A」! おかえりなさいAちゃん
行き違いがあって,連絡を遮断されていたAちゃんが復活しました。 #Aちゃんは裏切らない 2026.04.11 予定を詰めて映画を観てきました。 「劇場版名探偵コナン ハイウエイの堕天使」 昨年のコナン映画も一緒に観ました。 始まる瞬間には「だるいな・・」と悲しみましたが 中盤から終盤にテンポが良くて楽しめました。 長寿のエンタメ作品で、いま最も話題に挙がりますね 興行収入もどこまでも伸びるのでしょうか。 事前の晩御飯はフードコート。コストを意識した選択でした。 独立店舗は単価が気になってしまいますしね。お互いに好きな物を選べますし。 天津飯の卵苦手だわーって言われて食べさせられました(間接キッス) バッサリと刈り上げしてboyishに変身していたAちゃん。 その髪型は2015年から約6年間追いかけた七彩に似ていた。 変化を楽しめるのは若者の特権である。 そんな若者に関わり、自分もエネルギーを貰えます。 この日は愛車のブレーキトラブルで親のMAZDA2を借りて走りました。 いつもの車より高級でしょう?と聞いたがAちゃんはよくわからなかったみたい。

店主
4月19日読了時間: 2分


関まつり2026と大腸胃カメラ検査― 安静の大獄 ―
2026年4月某日。 右胸に痛みがあり、かかりつけの内科である岡田医院を受診しました。 岡田先生は丁寧に診てくださり、心筋梗塞の疑いはないとのことでしたが、 念のため詳しい検査を受けるよう、中濃厚生病院への紹介状を書いてくださいました。 その後、急ぎ中濃厚生病院を受診。 過去に胆嚢炎の手術を受けた際、胃カメラ・大腸カメラ検査を行い、 その時に逆流性食道炎の兆候があると言われていたこともあり、 今回あらためて胃カメラと大腸カメラの検査を受けることになりました。 特に大腸カメラは、早期発見・早期対応が大切と言われます。 胆嚢炎の手術からは、おそらく6年ほど。 再検査を受けるには、ちょうどよい頃合いだったのかもしれません。 2026.04.14 ついに胃カメラ・大腸カメラ検査の日が来ました。 腸管洗浄剤「モビプレップ」を飲み、便が水状になるまで準備を進めます。 これがなかなか大変で、味も正直なところかなりつらいものでした(ゲロマズ)。 検査の順番はかなり後ろの方で、開始は15時を過ぎてから。 以前、胆嚢炎の手術前検査で受けた時は、 もう少し楽だったよう

店主
4月18日読了時間: 3分


日本刀修理 製作事例 研ぎ直し・拵調整・ツナギ製作 熊本県Y様
↑まず1枚目の写真は、完成後の姿です。 今回ご依頼くださったのは、ご年配の方でありながら 「刀剣修理を依頼するのは初めて」と仰るY様でした。 ご連絡にはLINEを使いたいとのことで、 初期登録も含めてお手伝いしながら打ち合わせを進めました。 Y様は大変熱量のある方で、メッセージでのやり取りだけでなく、 お電話でも根気強くお付き合いくださいました。 仕様決定後、予定納期は半月ほど超過してしまいましたが、 無事にお引き渡しまで進めることができました。 ■ご相談のきっかけ 最初のご相談はヤフーオークション経由でした。 ところが、こちらの見積もりで研ぎ代の金額にゼロをひとつ多く記載してしまうミスが あり、「それなら刀が買えてしまうので今回はやめます」という流れになりかけました。 すぐに訂正したところご納得いただき、 その後あらためて連絡先を交換し、ご依頼へと繋がりました。 ■今回の主な工作について 今回の工作の中心となったのは、刀身の研ぎ直しです。 もともとの状態でも悪い研ぎではありませんでしたが、小さな刃こぼれがあり、 Y様はその点を大変気にされていま

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4月12日読了時間: 4分


小柄の竹光三本を納品いたしました
■小柄のツナギ三本を納品いたしました 特殊形状鞘のご依頼(2026年9月納品予定)のついでに、 小柄のツナギ(竹光)三本をご依頼いただき、このたび納品いたしました。 刀身のない小柄袋を、見た目と収まりの上で整えるための小さな仕事ですが、 いざ手を入れてみると、なかなか興味深い点の多い内容でした。 ■ツナギの材について ツナギは通常、朴木(ほおのき)で製作します。 ただ、今回の小柄ツナギは穂先が非常に直線的な形状であるため、 材の性質を考えて竹材を用いています。 刀のツナギとはまた少し勝手が違い、 小柄ならではの細さや形状に合わせて、 材の選択も変わってくるところが面白い点です。 ■小柄の穂先について、少しだけ深掘り 小柄を見ていると、もちろん例外はあるものの、 不思議なくらい穂先まわりの規格が近いものが多く見受けられます。 時代や流派、拵えごとの事情によって差はありますし、 実際に「これはやや大きい」「これは細い」と感じるものもあります。 それでも数を見ていくと、穂先の寸法や納まり方には、 ある程度の“お約束”があるように思わされます。...

店主
4月4日読了時間: 4分


新作刀脇差完成(赤松太郎作)千葉県N様
■X(旧Twitter)でのご縁から始まった、N様とのご依頼の経緯 N様とは、X(旧Twitter)を通じてご縁をいただきました。 刀についてのやり取りを重ねる中で信頼関係を築くことができ、 令和四年にまず新作刀-大刀をご依頼いただきました。 その後、大小の揃いとして脇差の製作をご相談いただき、 今回の新作刀-脇差のご依頼へと繋がりました。 製作期間は約一年間。 肥後の國の刀匠 赤松太郎 作の一振です。 ■大小が床の間に納まった姿 ― 黒檀刀掛けと共に 大刀をお納めした際は、その特徴的な鞘蒔絵からご依頼主であるN様を 特定できてしまう懸念があり、掲載は控えておりました。 しかし今回、遠景ではございますが、 当店ラインナップのハイエンド黒檀刀掛けと共に納まったお写真をご提供いただきました。 (刀剣部分を切り出して掲載させていただいております) もちろん実用刀ではありますが、 そこに静かに鎮座する姿は、まさに「魂」と呼ぶにふさわしい佇まいでした。 ■大刀との調和を意識した、黒を基調とした拵 黒を基調とした拵は大刀との調和を意識した落ち着いた仕上がりと

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3月8日読了時間: 4分


趣味のナイフを購入:冷徹な鋼鉄「LARGE LUZON」(Cold Steel)
■忘れられなかったルソン 中古委託で出会った一本が忘れられず、とうとう正規品を迎えました。 ■珈琲屋夢庵のご縁と、委託のナイフたち 関市にある自家焙煎の喫茶店「珈琲屋夢庵」で知り合った常連仲間の Y島さん から、 ある時「ナイフを整理したい」として、かなりの本数(50本以上)をお預かりしました。 超大型のものは無理に動かさず、 まずは手ごろなものからヤフオクストアで手売りしていく形に。 そのラインナップの中で、ひときわ“道具として割り切った迫力”があったのが Cold Steel の「LARGE LUZON」。 そしてこれが、真っ先に売れていった一本でもあります。 夢庵マスターから“撮影に使って”と貰った、 グアテマラ豆の麻袋。冷たい鋼に、コーヒーの気配。 ■「ゴツい」—最初の一言 初めて触った印象は、ひと言で 「ゴツい」。 小サイズも揃っていたので見比べたのですが、ラージは迫力が段違いで、 サイズが価値の一部になっているナイフだと感じました。 ■刃渡りをフォルダーにする面白さ 開閉の感触そのものは、良くも悪くも「普通」。 ただ、この刃渡りなら本

店主
3月5日読了時間: 3分
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