日本刀修理を支えるもう一つの道具、パソコンの話
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- 3 日前
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■業務を支えるPCの話
今回は業務を支えるPC(パソコン)の話をしてみようと思います。
日本刀修理の仕事とパソコンは、
一見するとあまり関係がないように思われるかもしれません。
しかし実際には、見積書の作成、写真の整理、お客様とのメール対応、
ホームページの更新など、日々の業務の多くをパソコンが支えています。
そんな業務用PCとの付き合いを、少し振り返ってみようと思います。
■パソコンとの最初の出会い
初めてパソコンに触れたのは、実は仕事を始めてからではありません。
中学生時代、学校の授業で富士通のFM TOWNS(エフエムタウンズ)に
触れたのが最初の記憶です。
当時はまだ家庭にパソコンがあること自体が珍しい時代で、
今のようにインターネットで何でも調べられる環境ではありませんでした。
その後、関商工(岐阜県立関商工高等学校)でも情報処理の授業があり、
基本的な操作や、パソコンという道具の感覚は、
学生時代に少しずつ身についていたように思います。
2005年ごろ、我が家には地元のCCN(ケーブルテレビ)が開設されたタイミングで、
いち早く通信回線が導入されていました。
しかし肝心のパソコンは、PCに詳しい従兄弟が提供してくれた動作の怪しい機体で、
ほとんど稼働していませんでした。
今ほどスマートフォンも普及しておらず、
まだインターネットというもの自体に馴染みが薄い時代だったと思います。
■最初の一台はWindows2000
それを知った当時勤めていた塗料店の上司・平林さんが、
ご友人のPCショップを経由してWindows2000の機体を用意してくださいました。
ワードとエクセルも入った状態で、当時の価格で20,000円だったと記憶しています。
オリックスレンテックのリース向けだった個体が、なぜか流れてきたもののようでした。
深くは詮索しませんでしたが、シンプルなWindows2000というOSは、
パソコンを覚える入口として幸運だったかもしれません。
職場にも専務用のPCはありましたが、業務で触れる機会は少なく、
塗料缶ラベルの印字に使う程度でした。
今思えば、この一台がなければホームページ作成やネット販売など、
現在の仕事の形も少し違っていたかもしれません。
■中古XP機と、はじめての設備投資
退職後、次の機体はHテック(当時はHテクノサービス)の同級生・波多野氏に
お願いして、Windows XPの中古機体を手配してもらいました。
この機体も本当によく使いました。
やがてYouTubeの視聴などにも性能的な限界を感じるようになり、
2012年ごろだったと思いますが、副業の売上から設備投資として
エイサーのデスクトップPC(Windows8)へステップアップしました。
パソコンに詳しくない中、家電店で選んだ機体でしたが、なかなか良いパソコンでした。
自分の稼ぎから仕事道具としてパソコンへ投資した、最初の一台だったかもしれません。
■起業初期を支えた従兄弟の中古PC
そのエイサーが突然故障したタイミングでは、すでに起業していました。
しかし新品のパソコンをすぐ購入する余力も少なく、
どうしたものかと困っていたところ、
PC教室用に通っている弟用にと、従兄弟へ頼んで作ってもらった中古PCがありました。
弟は遠慮してほとんど使わず、
一年ほど眠っていたその機体を譲ってもらうことになりました。
AMD A12チップにメモリ16GBという構成で、当時としては十分な性能でした。
残念ながらSSDにも寿命があるという認識が薄く、
長時間駆動していたこともあり、3〜4年ほど経った頃にこの機体も役目を終えました。
■現在の業務機、DELL Vostro 3681
この時には事業も少しずつ軌道に乗り、
ようやく仕事用として新品のパソコンを購入する余力ができていました。
そこで現在使用しているDELLの正規品、スリムタワーデスクトップPCを迎えました。

現在の機体は、
DELL Vostro 3681
Intel Core i3-10105
メモリ8GB
SSD 256GB
という構成です。
高性能機ではありませんが、見積書作成、写真整理、ホームページ更新、
お客様とのメール対応など、現在の彰組の業務には十分な性能があります。
派手な道具ではありませんが、日々の仕事を裏側で支える作業台のような存在です。
不具合が出るまでは、大切に使っていこうと思っています。
■次のPCに求めるもの
次の機体もスリムタワー型のデスクトップになるのか、
それとも時代に合わせてミニPCになるのかは分かりません。
光学ドライブも、今では必要なら外付けで十分な時代になりました。
■スマホは艦載機、PCは母艦
自分がパソコンに触れ始めたのはガラケー全盛期でした。
そのため自然と「パソコンが必要なもの」として覚えてきましたが、
現在ではスマートフォンだけで多くのことができる時代になりました。
しかし、PCを空母とするならスマートフォンは艦載機のような存在だと思っています。
スマートフォンは情報を受け取ったり、素早く発信したりすることに優れています。
一方で、情報を整理し、管理し、仕事として形にしていく母艦としては、
やはりパソコンの存在は大きいです。

■パソコンもまた、仕事道具のひとつ
日本刀修理の仕事とは直接関係ないように見える道具ですが、
現在の彰組を支えている大切な業務用工具の一つです。
刀を直すにも、見積りを作り、写真を整理し、職人さんやお客様と連絡を取り、
ホームページで事例を残していく必要があります。
表に出るのは刀や拵えですが、その裏側には日々の記録と管理があります。
パソコンは派手な道具ではありません。
しかし、今の仕事を続けていくための作業台であり、帳場であり、倉庫であり、
発信基地でもあります。
これからも必要な性能を見極めながら、無理に背伸びせず、
仕事に合った道具として大切に使っていこうと思います。




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