ドッグタグの変遷 ― ステンレス製からシルバー製、銀燻しまで


■装備品のひとつ、ドッグタグ
サバイバルゲームをしていた頃は、銃や迷彩服だけではなく、
細かな装備品やアクセサリーにも色々と手を出しました。
その中のひとつが「ドッグタグ」です。
高校生の頃から、ステンレス製のドッグタグを製作してくれる店が
いくつかあった記憶があります。
自分が実際に何パターンか量産したのは、それより少し後の2000年代前半でした。
■そもそもドッグタグとは?
ドッグタグとは、軍人が身元確認のために身につける金属製の認識票です。
氏名や認識番号、血液型などを刻印し、国や年代によって記載内容や形状は異なります。
一般には首から下げて使用し、
のちにミリタリー系アクセサリーとしても広く親しまれるようになりました。

■岐阜市のミリタリー用品店「ドッグタグ」
2000年代前半、岐阜中央郵便局の裏にあった
ミリタリー用品店「ドッグタグ」さんによく通っていました。
店名そのものが「ドッグタグ」です。
この頃に刻印内容を変えながら、ステンレス製のドッグタグを何パターンか量産しました。
普段使いにもステンレス製のものを使用していました。
当時は現在ほど自由なデザインを入れるものではなく、
文字を打刻したシンプルなドッグタグが中心だったと思います。
■福岡・天神のSWATさんでシルバー製を製作
その後、機会があった際に福岡・天神のSWATさんで、
シルバー製のドッグタグを製作しました。
普段使いしていたステンレス製とは違い、シルバー製という少し贅沢な一枚です。
正確な価格はもう覚えていませんが、当時は数千円の範囲だったと思います。
現在の銀価格や加工費を考えると、今同じものを製作すれば、
さすがに倍くらいはするのではないでしょうか。
■正式な書式ではない、自分仕様の刻印
刻印した内容は、
AKIRA.S
JSDF-GIFU
0575-24-2827
B-TYPE B POS
M 08 NOV 1977
といったものです。
実際の軍用認識票に準じた正式な書式ではありません。
自分なりに内容を組み合わせて製作したドッグタグです。
今見ると、かなりシンプルではありますが、
文字を打刻した昔ながらのドッグタグらしい雰囲気があります。
■刀装具に用いる銀燻しを施工
このシルバー製ドッグタグには、その後さらに手を加えました。
刀職人である先輩にお願いして、刀装具にも用いられる銀燻しを施工していただきました。
銀そのものの明るい光沢から、黒味を帯びた落ち着いた表情へ。
ミリタリー用品として製作したドッグタグに、刀装具で使われる銀燻しを施すという、
少し変わった仕上げになりました。
今振り返ると、自分らしい一枚になったように思います。
■最近はレーザー刻印も
最近ではレーザー刻印を使用した、
デザイン性の高いドッグタグもよく見かけるようになりました。
文字だけでなく、ロゴやイラストなど細かなデザインも入れることができ、
昔の打刻式とは随分雰囲気が違います。
同じドッグタグでも、製作方法や楽しみ方は時代とともに変わってきました。
個人的には、昔ながらの文字だけを打刻した無骨なものも、
今見るとなかなか良いものです。
■ステンレス製の一枚は車のキーホルダーに
2000年代前半に量産したステンレス製ドッグタグも、
すべて無くなったわけではありません。
そのうちの一枚は、現在では車のキーホルダーとして使っています。
連絡先も刻印してありますので、万が一どこかで鍵を落としてしまっても、
拾った方から連絡が来るでしょう。
もともとはミリタリー用品として作ったものですが、こうして別の用途で今も現役です。
銃やヘルメットのような大きな装備品ではありませんが、小さなドッグタグにも、
その当時の店や装備、サバイバルゲームを楽しんでいた頃の記憶が残っています。




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