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鮫鞘を残し-居合用の拵えを整えた事例 拵え製作 熊本県N様
久しぶりに、製作事例をご紹介いたします。 今回お預かりしたのは、中古で購入されたお刀です。 元の拵えには鮫皮を巻いた鞘が付いていましたが、すでに若干の傷みが始まっていました。 そのまま居合で使い続けると、さらに消耗が進むことが考えられます。 そこで、元の鮫鞘は常用から外して残し、 新たに居合用の鞘をご用意することになりました。 ■元の鮫鞘は残し、実用鞘を別に用意 装飾性の高い鞘や古い鞘を傷めないため、 稽古用・常用の鞘を別に用意することがあります。 今回も、元の鮫鞘をこれ以上消耗させないことを優先しました。 新たに用意した鞘は、既製の合わせ鞘です。 合わせ鞘は、刀身に合わせて一から製作する本造り鞘ではなく、寸 法や反りの近い既製鞘を選び、お刀に合わせて加工・調整するものです。 使用できる合わせ鞘が見つかる場合に限られますが、 本造り鞘より費用を抑えやすく、居合や稽古用の鞘としてよく選ばれます。 今回は黒石目塗りの合わせ鞘をご用意しました。 ■元の柄は太さと目釘穴に問題 元の柄はかなり太めに作られていたうえ、目釘穴の位置も刀身と合っていませんでした

店主
2024年3月26日読了時間: 4分


日本刀,レストア修復事例 埼玉県N様
■実家の解体で発見された日本刀4振の修復 実家を取り壊された際に発見された、日本刀4振の修復をご依頼いただきました。 内訳は短刀1振、脇差3振です。 長い間手入れがされていなかったため、それぞれに錆や外装の傷みが見られましたが、 登録証を取得していただいたうえで、順次修復を進めることとなりました。 4振とも、できる限り同時進行で作業を進めてまいりました。 このたび、その中で最も長い脇差が先に完成し、 最初のお引き渡しとなりましたのでご紹介いたします。 ■発見された日本刀の登録から修復へ 今回のお刀は、ご実家の解体をきっかけに発見されたものです。 発見当初は登録証がありませんでしたので、お客様ご自身で必要な手続きを進め、 登録証を取得していただきました。 当店では、登録証の取得後にお刀をお預かりし、修理・修復を担当しております。 長い間しまわれていた日本刀が、家の解体や遺品整理によって 見つかることは珍しくありません。 錆びているから、外装が壊れているからといって、 必ずしも刀そのものの価値が失われているわけではありません。 状態を確認し、必要な手

店主
2023年8月18日読了時間: 6分
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