日本刀修理 製作事例 柄巻き 韓国P様
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- 10月1日
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更新日:14 時間前


日本刀修理 製作事例 柄巻き 韓国P様
今回の修復(日本刀修理)は、お隣・韓国からのご依頼でした。曾祖父が所持していた軍刀の柄巻きを直したいという内容です。
やり取りは、翻訳機を使用した日本語と英語。お互いに機械翻訳を通じながらも、言葉の壁を越えて丁寧に意思疎通ができました。
材料と施工について
支給された紐は使用しませんでした。(紐は同封されていましたが、「日本製の糸で巻いてほしい」とのご希望をいただきました。)
柄木は割れていましたが、補修を行い、糸巻きを施工。柄の終わりの留めには、特殊な「軍刀篝(かがり)」という手法を用いています。
かつて関で活躍された巻師さんが、現物の軍刀篝を解いて構造を研究し、技法を習得されたという話を伺いました。その際にほどいた糸を、今も大切に保管されているそうです。
費用と仕上がり
鮫皮補修、柄木の割れ補修を含め、ご予算は3万円台となりました。
遠くからのご依頼、誠にありがとうございました。










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