「遺言」故・森川士朗先生の言葉
- 店主

- 2025年12月9日
- 読了時間: 4分

19-23歳の頃。発狂する直前,
当時お世話になっていたカウンセラー 故 森川士朗先生と
交換日記のようなものをしていた。
診察外に、時間をさいて、当時はまだわからなくていいと
思っていらっしゃったのか、自分が嘆くターンと先生が諭すターンが
何度かあった。初回の返信に全てが刻まれていたので
当時の先生の仮名つかい改行そのままに残します。
末松君 森川
青年期のまっただ中にいる君
激しく揺れ動く心、波打つ
感情に ほんろうされている君、
独り虚空にただよい、着地す
べき場所も見つけられない君
今が、一番つらい時と感じて
いるだろう。
しかし、この20年間の人生を
振り返ってみて、つらいと
感じたことは、何度も有った
はずだ。その都度、その
つらさを乗り越えて、今の
君が有る。その時も、
一番つらい時と感じていた
だろう。
そうです。何時(いつ)も、これが
人生で最っとも つらい時と
感じ、絶望し、そして死をも
(次項) 考えてしまう。それでも、乗り越えて
きた。そして今の君がいる。
青年期を生きる人たちは、
つらさ→絶望→死を、
何度も 何度も、心の中で
体験し、そして生き返る。
それが再び生きるという意味
で「再生」と呼ばれている。
われわれも、心の中で、「死と
再生」を繰り返しながら
人生を生きている
私の心の中にある、古き悪しき
自分を死に至らしめて、
新しい 自分を再生させていく。
この繰り返しが人生です。
これが精神の成長ということ
です。
(次項) 青年期は、この「死と再生」が
最っとも 激しく、繰り返し、おそって
くるものです。そして、その都度
苦悩と絶望の、ドン底につき
落される。そこから、はい上がっ
新しく生まれかわって成長し
ていく。
今、君は、再生の道を探し求
めているのだろう。ドン底の
苦悩を味わいつくした時に、
その道は見つけ出されてくる。
今、君は、ドン底につき落した
誰かを、激しく憎んでいる。
憎んでみても、この問題は、
解決するわけではない。
憎しみにエネルギーの全てを
使い果たしてしまって、君は、
今、疲れ果て、無気力になって
いる。何が間違っているの
だろうか?
(次項) 憎しみにエネルギーを使い果たして
みても、何の生産性もない。
無気力になるだけだ。
エネルギーを、「再生」していく道を
探し出すことに使うべきだ。
君は、過去にとらわれて、エネルギー
を使い果たしているのだ。
それは、「再生」という未来には
つながらない。
ドン底に、つき落とした誰かを
憎むことではなく、君に、
未来への「再生」、成長への、
きっかけを与えてくれた人として
むしろ愛すべきなのだ。
間違いは、「憎む」ことにある。
本当は、愛すべきなのだ。
君にとって、つらい試練の日々、
(次項) 絶望と感じる日々。しかし、
それが再生と成長をもたらす
ものでもある。そういう場を
与えてくれた 人たちを憎んで はいけない。
「自分は、平々凡々の人生がいい」
などと言ってみても、そんな
人生は、面白くも、楽しくも
ないし、何よりも成長が
ない。
激しく、ゆれ動く人生の中に
のみ感動があり、楽しみが
ある。当然、苦しみもあり、
絶望することもある。
それが人生を生きているという
事だと思う
君は、自分自身の為に、自分の人生
を再生させ、作り上げていくべきだ。
周囲の誰かの為に生きているの
(次項) ではない。
周囲の人たちが、君を、どう見ようが、
どう評価しようが、そんなことは
どうでもいい!!
君は、周囲の人たちの為に
生きているのでないのだから・・・。
周囲の人たちの評価が、
君の人生を作っているのではない。
君が、自分自身の為に、自分の
信念で、自分の人生を作り上げ
ていくのだ。
他人の評価に、まどわされては
いけない。
他人の評価で、人生を見失って
はいけない。
自分の為に、生きてください (末尾に丸にMの文字) (終わり)
5年くらい前にこれを見返して、 決意をFacebookに記したが、
残念ながら Facebookアカウントが凍結されてしまった。
これを見返すまで20年もかかってしまいました。
20代30代は、数え切れない苦難や誤解の連続でした。
仕事で独立後、障がい者年金の為の初診証明を頂きに
クリニックに出向くとご高齢の浅岡先生がご存命で、
少し前に森川先生がお亡くなりになったと聞かされた。
ネットを探すと森川先生が主催されたセミナーのことが
一件だけあり、そこでご本名を知った。
他にもいろいろ書いて下さったが、初回のこのお手紙が
全てを内包していました。
小さくまとめるなら、先生、僕は今は自在です。
目の前のつらさを凌ぐだけの日々が終わりました。
これから商いも気張ります、
若き日に地獄に落ちた色恋も今は全力で楽しんでいます。
安らかにお眠りください。ありがとうございました。







コメント