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日本刀柄巻き直し事例 握り具合を調整 山口県O様
■柄をもう少し太くしたいというご依頼 今回ご紹介する事例は、柄の握り具合にフォーカスしたものとなります。 合わせ鞘のご依頼と合わせて、柄巻き直しをさせて頂きました。 元の柄が雁木巻(片手巻)という仕様で、中央部に菱を作らず巻かれている特徴から、 握った具合が細く感じる、もう少し太くしたいというご要望でした。 ■巻鮫柄では下地の太さを変えられない 全体に菱のあるひねり巻きにすれば変化を求められるのと同時に、 下地を盛って太くできればベストなのですが、 今回の柄は鮫皮が巻鮫されており、下地では調整が出来ませんでした。 そこで、目貫を大目貫に差し替え、厚みを持たせる工夫を施しました。 ■目貫位置について 目貫位置については、若干中央寄りに感じたというご感想を頂きました。 今回、目貫位置については巻師さんに一任しましたが、 目的を鑑みれば「指に掛かる位置」という指示の方が最良だったかもしれません。 ■巻鮫柄のメリットと制約 巻鮫柄をご希望されるお客様は大変多く、一種の信仰のような価値観さえ感じます。 しかし、後日握り具合を変更できない、や、...

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8月21日読了時間: 3分


日本刀修理事例 切っ先調整(刃引き) 神奈川県I様
■切っ先をぶつけて曲がってしまった御刀 今回の事例は大掛かりな修理ではありませんが、比較的よくあるトラブルの修正です。 切っ先を固いところへぶつけてしまい、歪み・曲がりが残ってしまったため、 修復できないかというご相談でした。 お預かりする前の段階では、帽子のみを研ぎ直す修理を想定しておりました。 実際に御刀を拝見すると、刀身全体の研ぎの状態があまり良くなく、 切っ先だけの帽子直しに予算を掛けるべきではないと判断しました。 そこで今回は、刃引き(刃先を少しなだらかにする加工)による 簡易的な修正をご提案させていただきました。 切っ先は予想していたよりも自然な仕上がりとなり、 当初の目的は十分に果たせたと思います。 ■鍔のガタつきと鯉口の緩み また、鍔が表裏逆に取り付けられていたため正しい向きに戻し、 大きく出ていたガタつきも修正いたしました。 鯉口も緩く、刀を下に向けると刀身が落ちてきてしまうとの ご相談がありましたので、鞘の内側に朴の木を貼って調整しました。 ■柄木には割れがありました 柄については、分解して確認したところ柄木が割れていました。

店主
8月19日読了時間: 3分


日本刀修復事例 白鞘製作(代表例)
今回は、日本刀の白鞘製作をご紹介します。 白鞘は、研ぎ上がった刀身などを保管するための朴木製の鞘と柄です。 拵えの鞘とは異なり、塗りや金具などの装飾はありませんが、 御刀に合わせて一本ずつ製作する仕事となります。 今回も御刀をお預かりし、現物に合わせて白鞘を製作いたしました。 白鞘は刀身を収めて保管するためのものですので、 単純に寸法だけを合わせればよいものではありません。 刀身の姿や反り、ハバキなどを確認しながら製作していきます。 完成した白鞘がこちらです。 白鞘製作は、現在 一寸あたり3,300円~(税込) で承っております。 例えば刃長二尺三寸の場合、白鞘製作の基本価格は75,900円~となります。 御刀の状態やハバキ等によって追加の工作が必要となる場合もございますので、 現物を確認したうえで正式なお見積りをご案内しております。 古い白鞘が傷んでいる場合や、 拵えに入っている御刀を保管するため新たに白鞘を製作したい場合など、 お気軽にご相談ください。 #白鞘製作 #日本刀修理 #日本刀修復 #日本刀レストア

店主
8月18日読了時間: 1分


A PRAYER2026 と碑文をAIに読ませてみた件
■今年も父方のお墓参りへ 2026年8月14日。今年も父方のお墓に参ってきました。 今年は昨日涼しかったので正午ごろに向かいましたが、 暑さがすっかり戻ってきましたね。 親の車(MAZDA2)を駆って走りました。 1500ccのスカイアクティブG1.5は疾りが爽快です。 ■96歳の伯母と久しぶりに話す 実家の伯父が不在で心配になり、近くに住む伯母の所まで足を運びました。 従兄弟は不在で、96歳になる伯母が居ました。 そして伯父のことは分からず、その場で父の次兄に電話することになりました。 長兄(伯父)はデイサービスに行っていて不在とのことが分かりました。 (従姉妹は仕事に行っていました) 伯母が自分のスマートウォッチに興味を示したので、一応いろいろ説明してみました。 心拍数や歩数なんかも見られるんだよ、と話しましたが、どこまで伝わったかな? ■懐かしい場所でソフトクリーム 40年ほど前、美並のとある場所には中華料理店があり、 その並びに小さなソフトクリーム屋さんがありました。 お盆の帰省やお正月のご挨拶の帰りによく立ち寄っていた、 子供の頃から馴

店主
8月15日読了時間: 4分


豊田おいでんまつり花火大会2026
ChatGPTに・・「公式HP,ブログの公私混同が良くない」と窘められ 性の記事や過去の遊んだ記事の一部を削除しました。 それでもすべてを消し去ったわけではありません。 先日の花火大会も、インスタグラムだけに留めるよう言われましたが このホームページを仕切っている主体は自分です。AIではありません。 さすがに過度な性事情の記事はもう再掲しませんが 花火大会の記憶と記録を(AIをくぐらせず)残しておこうと思います。 ↑終盤に奇跡的に撮れた一枚の写真です あのAちゃんと一緒に昨年のリベンジ。 昨年は舐めていて停められず観れず。その後に寄った焼肉屋の店長(旧友)が、 「赤池あたりに車を停めて電車で行くとよいよ」というアドバイスをくれた。 丸一年後にアドバイスを実行しました。 この日は親の車「MAZDA2」を借りて赤池まで走りました。 終日¥800-で駅の目の前に停められました。駅の切符売り場には貼り紙があり 花火大会に行くのであれば往復切符を買うと良いですよ、という内容でした。 帰りの駅の混雑は想像を絶するもので、往復切符を買っておいて大正解でした。.

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8月3日読了時間: 3分


昭和関おもしろナイフ展を取材しました
■関刃物文化継承会が伝える、昭和のナイフと関のものづくり 令和8年8月1日、せきてらす刃物工房で開催された 「ナイフづくり教室と昭和 関 おもしろナイフ展」を取材しました。 今回の催しは当初、8月1日の一日限りの予定でしたが、 急遽8月2日も開催されることになりました。 株式会社森塗料店時代の元上司で、 ナイフコレクターでもある平林さんが事前に投稿してくださったおかげで、 見逃さずに足を運ぶことができました。 会場では、昭和期に関で作られたさまざまなナイフが展示され、 同時にナイフの組み立てや仕上げを体験できる教室も行われていました。 ■昭和の関で作られた個性的なナイフ 展示されていたのは、一般的なポケットナイフだけではありません。 飛行機や拳銃を模したもの、独特な機構を備えたもの、装飾性の高いものなど、 当時の職人やメーカーの発想が感じられる品が数多く並んでいました。 現在の刃物とは異なる、昭和らしい自由さや遊び心があります。 一見すると玩具のように見えるものでも、 刃物としての構造や加工には職人の技術が使われています。 製品そのものだけでなく

店主
8月1日読了時間: 5分


高羽弘宗刀匠との再会-工房を訪問させて頂きました
先日、岐阜県関市の中華料理店「中華料理にいはお」さんへ ランチに行きましたところ、関市在住の刀匠「高羽弘宗刀匠」に再会しました。 自撮りを一枚お願いし、掲載許可を頂けました。 当ホームページのABOUT USページには、以前、弘宗刀匠とご一緒した居酒屋での ツーショット写真を使用していましたが、お顔は伏せさせて頂いていました。 今回、改めてその写真の使用許可を頂くため、工房を訪問させていただきました。 ■思いがけない工房取材 昼下がりの工房。 暑い時期でもあり、弘宗刀匠は休憩されておりました。 差し入れのクラフトビールをお渡しし、写真の件もご快諾頂けました。 すると、 「工房の写真を撮影していくかい?」 とうれしいご提案を頂き、取材させていただくことになりました。 ■高羽誠氏の名を冠した鍛錬所 鍛錬所には、弘宗刀匠のお父様「故・高羽誠」氏の名を冠した看板が掲げられています。 映画『怪獣ヤロウ!』でも、この看板と「高羽」の姓までそのまま使われており、 弘宗刀匠ご本人も驚かれたそうです。 映画の撮影秘話も、いろいろと聞かせて頂きました。...

店主
7月29日読了時間: 4分


日本刀修復事例 拵え合わせハバキ製作 北海道S様
今回は完成したお姿だけでなく、製作の過程も含めてご紹介いたします。 ■破損したハバキの修復 中古で購入された御刀のハバキが壊れているとのことで、修復のご依頼をいただきました。 拝見すると、元のハバキは割れており、刀身に対して大きなガタつきもありました。 元々この御刀に合わせて作られたハバキであるかどうかも定かではなく、 刀身と柄、鞘がそれぞれ安定して固定されていない状態でした。 限られたご予算の中で、現在の柄と鞘をできる限り活かし、 一式が揃った姿に戻したいというご相談でした。 ■一度目の製作と見立て違い 破損したハバキを基準として寸法を判断することが難しく、 目釘穴までの距離が遠いように見えたため、 職人さんには「ハバキの呑み込みを浅くし、それでも調整が必要であれば切羽を交換する」 という指示をお願いしました。 しかし、実際には目釘穴までの距離は遠くなく、 通常に近い高さで製作しても問題のない状態でした。 そのため、こちらの指示に沿って完成したハバキは、機能上は納まっていたものの、 姿としてはやや寸の詰まった印象となってしまいました。...

店主
7月27日読了時間: 3分


日本刀修理 鞘修復(塗り)千葉県S様
■遠方よりご来店いただきました 千葉県にお住まいのお客様でしたが、名古屋へ出張された際に足を延ばして 関市までお越しくださり、直接打ち合わせをさせていただきました。 ■鞘の状態を確認 拵の修復をご検討とのことで拝見したところ、柄には特に問題はありませんでしたが、 鞘の塗装に傷みがあり、鯉口部品も破損しており、確かに修復が必要な状態でした。 本身は白鞘に収められており、拵の鞘がなくても保管には問題がないため、 今回は鞘のみをお預かりしました。 ■鯉口・鐺と割れの修復 修復にあたっては、破損していた水牛角製の鯉口部品を取り外し、新規製作しました。 鐺は過去に一度欠落したものを再接着されていたようですが、 取り付け位置が適切でなく、キワの塗装にも剥がれが見られました。 そのため一旦取り外し、位置を調整して再取り付けしました。 そのほか、合計3か所の割れを補修し、傷んだ塗膜を一旦剥がしたうえで、 全体を再塗装して納品させていただきました。 この際、下緒も新しいものに交換し、飾り結びを施しました。 ■既存の鞘を生かして再塗装 状態としては、もう少し傷みが進

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7月18日読了時間: 2分


日本刀修理を支えるもう一つの道具、パソコンの話
■業務を支えるPCの話 今回は業務を支えるPC(パソコン)の話をしてみようと思います。 日本刀修理の仕事とパソコンは、 一見するとあまり関係がないように思われるかもしれません。 しかし実際には、見積書の作成、写真の整理、お客様とのメール対応、 ホームページの更新など、日々の業務の多くをパソコンが支えています。 そんな業務用PCとの付き合いを、少し振り返ってみようと思います。 ■パソコンとの最初の出会い 初めてパソコンに触れたのは、実は仕事を始めてからではありません。 中学生時代、学校の授業で富士通のFM TOWNS(エフエムタウンズ)に 触れたのが最初の記憶です。 当時はまだ家庭にパソコンがあること自体が珍しい時代で、 今のようにインターネットで何でも調べられる環境ではありませんでした。 その後、関商工(岐阜県立関商工高等学校)でも情報処理の授業があり、 基本的な操作や、パソコンという道具の感覚は、 学生時代に少しずつ身についていたように思います。 2005年ごろ、我が家には地元のCCN(ケーブルテレビ)が開設されたタイミングで、 いち早く通信回

店主
6月25日読了時間: 5分
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